組織の活動の色々なところで環境との関わりがあります、その関わりを確認していきます。具体的に活動内容のどの部分が環境に関わってくるかは、法規制などの内容を確認したり、環境管理や環境マネジメントシステムに関する資料を確認したり、あるいは、他の組織で行われていることを参考にするのがよいと思われます。さらに、組織が利用したり提供したりなどする物品やサービスについても考慮するのが良いでしょう。 環境側面の選出で注意したいことは、組織の活動と環境の関係をリストアップする際、環境に関する環境の表現は、環境基準に関わる表現(例えば窒素酸化物の増減など)や資源の利用など、活動に関係する値を直接調べたりすることのできるものを使うことが多いことです。健康被害や経済への影響と言う表現は、それらの因果関係の確かさが不明なことがあるため使われていないようです。 リストアップした対象の中から、環境に与える影響を考慮して環境管理の実際の対象として扱うものを選ぶ作業をしますが、その時、選び出す理由をはっきりさせておくようにすると判断にばらつきがなくなることが期待できると考えられます。このようにして環境側面の中から選び出されたものを「著しい環境側面」と言います。この著しい環境側面の特定はリスクアセスメントと呼ばれるプロセスに似た大事な作業を行うところで、工夫次第で環境以外のものも含め管理の対象を広げることが期待できます。